Q : 役員・従業員に対して会社の商品や製品を販売するときはどのようにしたら良いでしょうか?
A : 役員・従業員に対する会社の製品や製品の値引き販売は、通常の価格の70%以上である必要があります。これを下回ると、役員賞与や給与とみなされることとなるのでご注意ください。
この要件を満たしていれば、販売によって受け取った代金は、役員・従業員への販売であっても通常の売上として計上できることになっています。
なお、通常の販売価格とは、製造業者は製造業者販売価額、卸売業は卸売価額、小売業者は小売価額と定められています。また、その量は、家庭で通常消費できる程度である必要があります。
※Q&A : 山田英貴 (公認会計士・税理士/岐阜)